フェイシャルワックスで知っておきたい！施術前後の注意点を紹介

脚などの脱毛はサロンで行っていても、顔はシェーバーなどでセルフ脱毛だという人が多いものです。顔のムダ毛は産毛程度の薄いものだから、サロンで脱毛するほどではないと考えてしまいがちです。ところが顔の脱毛は、顔の明るさや印象をがらりと変える効果が期待できます。とくにフェイシャルワックスは、カミソリ負けや肌への負担を減らしてスベスベの肌に導くと、人気の脱毛方法です。そこで今回は、フェイシャルワックスについて、施術を受ける際の注意点を紹介していきましょう。

フェイシャルワックスのメリットとデメリット

まずは、フェイシャルワックスとはどのような脱毛方法なのか、メリットとデメリットも併せてみていきましょう。

フェイシャルワックスとは？

フェイシャルワックスとは、熱で溶かしたワックス剤を顔に塗布し、冷えて固まったら剥がす施術です。ワックス剤を剥がす際に、顔のムダ毛が抜けて脱毛できるという仕組みです。

フェイシャルワックスのメリットとは？

フェイシャルワックスはカミソリ負けや肌への負担が少ないため、シェーバーが使えない人でも脱毛できます。肌の表面の毛を剃るのでなく、毛根から抜くのでスベスベの肌が長続きします。さらに脱毛器が反応しないような産毛までしっかりと脱毛できるため、肌が明るく見えるようになるでしょう。フェイシャルワックスを剥がす際に、ムダ毛とともに古い角質まで除去できるので、ざらつきやくすみもなくなり、化粧水などの浸透力が増す効果も期待できます。

フェイシャルワックスのデメリットとは？

ワックスを剥がす際に痛みを感じたり、施術後に赤みや炎症が起きたりする場合もあります。そのため、サロンでは事前にカウンセリングの時間を取っているところが大部分です。肌の弱い人や痛みが心配な人は、事前に伝えましょう。また、肌に優しいフェイシャルワックスである「マリムーブフェイシャルワックス」が受けられるサロンを選ぶのもおすすめです。

フェイシャルワックス施術前の注意点

まずは、フェイシャルワックスの施術前に注意する点を紹介します。

毛の長さについて

顔のムダ毛は約5mmがワックス脱毛に適しています。短すぎるとワックスが毛にしっかりと絡みつきません。逆に長すぎると、痛みを感じやすくなる可能性があります。カミソリや毛抜きでの自己処理後は、毛が途中で切れてしまい、ワックスでしっかりと脱毛できない原因になります。施術の2週間前からは自己処理を控え、ワックス脱毛に適した長さまで伸ばしましょう。

肌の状態について

乾燥した肌は、ワックス脱毛の刺激を受けやすくなります。施術前に十分な保湿ケアを行い、肌をやわらかくしておきましょう。ニキビや炎症がある部位へのワックス脱毛は、悪化させる可能性があります。これらの症状が落ち着いてから施術を受けるようにしましょう。また、日焼けした肌は敏感になっているため、ワックス脱毛の刺激に弱い状態です。日焼け直後の施術は避け、肌が落ち着いてから施術を受けるようにしましょう。

血液を薄くする薬やレチノール系の化粧品などは、肌を敏感にし、ワックス脱毛の際に出血しやすくなる可能性があります。施術前にサロンのスタッフに相談するのがおすすめです。

その他の注意点

ワックス脱毛の際は、肌を清潔な状態にするため、メイクを落としてから施術を受けます。また、コンタクトレンズを外して施術を受けるようにしましょう。首回りや肩まわりが出しやすい服装で来院するのがおすすめです。

フェイシャルワックス施術後の注意点

次に、フェイシャルワックスの施術後に注意する点を紹介します。

冷却

施術後、冷タオルなどで肌を冷やすことで、赤みや炎症を抑える効果が期待できます。

保湿

施術後は、肌が乾燥しやすいため、たっぷりの保湿ケアを行いましょう。スクラブ入りの洗顔剤やピーリングは、数日間は使わないようにします。

摩擦

施術後数日は、肌をこすったり、強い刺激を与えたりしないようにしましょう。

メイク・日焼け止め

施術当日は、落としにくいしっかりメイクはNGですが、日焼け止めならOKです。フェイシャルワックス後は古い角質が剥がれて、デリケートな状態です。外出する際は、日焼け止めを塗って紫外線から肌を守りましょう。

入浴

施術後24時間は、サウナや温泉など高温のお風呂を避けるようにしましょう。ヨガやジムでの運動も、血行を促進して赤みの引きにくくなる恐れがあるので、避けるようにします。

まとめ